剥がれない糊ではなくて。
50〜80年の間に、キレイに剥がれてくれる糊をつくる!!!
気温が低く雑菌が繁殖しにくい
大寒に行われる「寒糊炊き(かんのりたき)」
ゴリ文様の金沢からかみをいただきに伺ったら、ちょうどそんな大切な行事が!!
もー、興味津々でした♪
この糊、障子や襖の張り替えに使うモノではなく、
掛軸や巻子、軸装に用いるモノとのこと。
でんぷんを水でといて、炊いて。
5〜10年寝かせると、
微生物の働きで接着力の弱まった古糊ができるという仕組みらしい✨
掛軸などを手直しするのは、本来50〜80年後とのことで。
自分で手掛けたモノは、次の世代の方がなおす。
その際、キレイに剥がれてくれるのが
とても大事!!!
あぁ。浪漫が止まらない♡
またひとつ、
可愛いコたちがやってきました〜♪
古い和家具に使われていたであろう「さがり、ぶらり」
いつものことながら。
デザインがもー、素敵すぎる!!!
ストック中の古い照明や引手同様これもまた、
どこかで活用できたら、いいな♡
フランスへ送るための。
金沢からかみうちわづくり、最終章!
という貴重な授業に参加させてもらいました✨✨
もー、感動!!!
こどもたち、みんな天才です!!!
片面は元からある文様の金沢からかみを職人さんの手で、
片面はこどもたち一人一人がデザインした金沢からかみを自身の手で♪
一昨年、「児童×職人の挑戦」から始まったプロジェクトが
こんなにも発展して♪♪
こどもたちのチカラ、ものスゴイなと。
更に!このうちわ、ひとつひとつにQRコードがついて、
制作過程や応援メッセージの動画が見れるというビックリ!!!
その動画も、こどもたち一人一人がつくっており、
フランス語にまでなっているという。
もースゴすぎて、言葉が出てこないです。
おとな、もっとがんばれるぞ。と思った次第✨
こどもたちに先生、職人さんたちに、感謝感謝です✨✨
表具屋さんにて、とある打合せ☆
と。びっくりのタイミングで
金大附属小学校のこどもたちがつくった金沢からかみが届きました!!!
うわぁ。素敵すぎるぅ♡
これ。うちわになって、
フランスに届けられるんですよ〜♪
オリンピックで見かけること、あるやもしれません〜♪♪
詳しくはこちら↓
金沢からかみ、フランス&ロシアへ
こどもたちの素晴らしい才能に、
おとなたち、職人さんも含め、もー感服!!!
仕上がり、めっちゃ楽しみ♡
これまでで一番の青空だった気が!!
今年も、この季節〜♪
金沢の名前の由来となっている「金城霊澤」が黄金に!!!
今日からまた、日が長くなってゆきます☆
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■日拝|金澤神社(金沢市兼六町1-3)|2020.12.21.mon.15時頃~
この引手、
お施主さんが買ってくださいまして♪
子供部屋の押入につけることになりました、やったぁ!!!
試作段階のモノが
あとりいえ。と作家さんのご自宅と、そして。
先日のふるーたす展の会場、インカナザワハウスさんに取り付けられてるのみで。
正式には、
これが初めてになるんじゃないかと☆
これらの引手や、先日のフシカクシ(仮)を、
金沢の町家や中古物件中心に、すこーしづつ忍び込ませていって
50年後、100年後に発見されたら楽しいな、って♪
作家さんとヒソヒソ、笑。
世紀がいくつか進んだ先には
金沢&金沢近郊の、
文化のひとつになってたらいいな♡
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■koさんち|金沢市長町|2021.1末竣工予定
釘隠ならぬフシカクシ(仮)
先日のブログにちょいと写真を載っけてみたところ、
連絡くださった方がいてビックリ☆
埋木を陶器で出来たりしたらかわいいし、
モノによって粋にもなるなぁと思い、
作家さんと話していたら、
思いがけず、今回の展示に間に合わせていただけたという感激!!!
とても、いい♡
そして会場で、ほどよい穴も見つかった!!!
試作ですが、可能性が感じられて嬉しい。
金沢からかみの問い合わせも思ってた以上に多くって、
始まる前から有難い限り!!
蔵で常設展示されているアマヤギ堂さんの世界観もお見逃しなく!!!だし、
2階の元染物工房をそのまま活用した「みかんぼう(未完紡)」では
「木精たちと」展をやってるし♪
大きな町家を、ゆっくりと。
存分に楽しんでいってくださいませ♡
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■ふるーたす展 – 引手と金沢からかみ –
|IN KANAZAWA HOUSE(金沢市芳斉1丁目-4-28)
|2020.12.12.sat.-13.sun.10:00-17:00