はがれてくれる
2021年01月24日 | ぶろぐ > つなぎたい、
剥がれない糊ではなくて。
50〜80年の間に、キレイに剥がれてくれる糊をつくる!!!
気温が低く雑菌が繁殖しにくい
大寒に行われる「寒糊炊き(かんのりたき)」
ゴリ文様の金沢からかみをいただきに伺ったら、ちょうどそんな大切な行事が!!
もー、興味津々でした♪
この糊、障子や襖の張り替えに使うモノではなく、
掛軸や巻子、軸装に用いるモノとのこと。
でんぷんを水でといて、炊いて。
5〜10年寝かせると、
微生物の働きで接着力の弱まった古糊ができるという仕組みらしい✨
掛軸などを手直しするのは、本来50〜80年後とのことで。
自分で手掛けたモノは、次の世代の方がなおす。
その際、キレイに剥がれてくれるのが
とても大事!!!
あぁ。浪漫が止まらない♡